III Madrid Fusion 05/第3回 マドリッド・フュージョン 05
スペイン・マドリッドにて2005年1月18日から20日まで開催

世界の第一線で活躍するシェフが腕を揮う人気イベント
嵐山吉兆・徳岡邦夫氏を日本料理代表として招聘


マドリッド・フュージョンは、「エル・ブリ」のシェフ、フェラン・アドリアやバスク地方の「アルザック」のファン・マリ・アルサックが中心となって、スペイン国内はもとより、世界中から今最も注目されているシェフを集め、その技術や研究を発表する料理サミットである。このイベントは、スペインはパラシオ・ムニシパル・デ・コングレソを会場に毎年開催され、今年で3回目を迎える。今回のスローガンは、"An encounter between East and West(東洋と西洋の遭遇)"。その中でも特に今年は日本料理に主眼をおいているという。その証拠に、日本人シェフとして、徳岡 邦夫氏の他に、服部 幸應氏(服部学園校長)、脇屋 友詞氏(Wakiya一笑美茶樓 総料理長)、和久田 哲也氏(TETSUYA’Sシェフ)の4名の参加が決定している。
日本以外の参加者も層々たる顔ぶれが揃った。スペインからは「エル・ブリ」のシェフ、フェラン・アドリア、「アルザック」のファン・マリ・アルサック、マルティン・ベラサテギなど、そして国外からはピエール・ガニェール(仏)をはじめ、アメリカ、イタリア、ブラジル、台湾などから、計28人のシェフの参加が予定されている。
さて、第3回目を迎えるこのイベントに、吉兆の徳岡邦夫が招聘された。徳岡氏に同行して、「マドリッド・フュージョン」を取材。日本の懐石料理は、如何にスペイン人に受け入れられたのだろうか。