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アユ(鮎) 日本の淡水魚を代表する一つ。料理のほか詩歌や絵画などの題材として古くから親しまれており、釣りは初夏の風物詩である。 アユの語源は古語のアユル(落ちる、---川を降りる)にちなむといわれる。北海道南部から日本各地に分布。奄美地方産と沖縄産はリュウキュウアユと呼ばれ、分類上別亜種とされ、本州産のものとは遺伝的にはやや異なる。また、琵琶湖産のコアユは縄張り性が強く海産アユより産卵期が早いなどの特徴がある。 友釣り、簗(やな)で漁獲されるほか、養殖を含め年間約2万tが生産されている。夏が旬で、塩焼き、素焼きたで酢、背ごし(造り)、うるか(卵巣の塩辛、精巣の白うるか、内臓の苦うるか、筋肉の切込みうるか)としても食べる。
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