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ゴボウ(牛蒡)
キク科ゴボウ属
旬の目安〈4〜5月と11〜2月〉

ユーラシア大陸の北部に広く野生し、もともと日本にはない。しかし、野菜として利用するのは日本だけで(かつての名残て台湾でわずかに利用される)ある。10世紀以前には日本には渡来していたと考えられでいる。金平[きんぴら]ごほう、煮物、天ぷら、鍋物などにされるが、あくが強く、変色しやすいので、切ったらあとはよく水にさらしで利用する。

【成分の特徴】日本では昔からゴボウは新陳代謝をよくする食べ物とされてきたが、食物繊維のセルロースやリグニンを豊富に含み、便秘の解消やコレステロール値の低下に役だつ健康食品として注目されでいる。また可食部100g中に含まれる炭水化物17.6gの多くはイヌリンで腎臓機能を高めるといわれる。