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オクラ アオイ科トロロアオイ属 旬の目安〈9月〜5月〉
東北アフリカの原産で、近東で二次的な分化をとげた。日本には幕末に渡来し、各地で小規模に栽培されていた。 1970年代に入って、急速に生産が伸びたが、小果系のものが主体である。果実の断面が五稜形の品種と、丸形の品種があり、日本では後者が多い。色は緑から濃緑色がふつうだが、紅色、黄色もある。オクラには糖質が多く、カルシウム、鉄などのミネラル、カロチン、ビタミンCなどを含む。 下ゆでして、和え物、サラダ、バター炒め、酢の物などに利用される。刻んでかき混ぜると、独特なぬめりが出る。