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そらまめ(空豆・蚕豆) 来たアフリカ原産の1、2年生草木。もっとも古い栽培の歴史の古い豆の一つで、五大エジプトや西アジアで栽培されていた。日本には736年(天平8)に中国を経て渡来したインド僧が伝えたといわれるが、文献には17世紀頃からソラマメの名をみることができる。現在の野菜用品種は明示初年に導入したものから分化した種類が多い。完熟した豆を利用する種類と、若い豆を利用する野菜用の種類がある。
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●野菜用の房州早生は小粒だが早採り用、讃岐長莢(さや)は莢が長く、1莢6〜7粒あるが、晩生。大粒の一寸ソラマメ(おたふく)は現在の野菜用品種の主体となっている。ほかに仁徳一寸、千倉一寸などの品種がある。若い豆にはビタミンCが多い。 |