ママコスの予言どおり、25年後に現れた天草四郎。シャトランの解釈では、今年の4月21日にライン川が大氾濫するらしい。東京の気温は、100年後に鹿児島並になるそうです。予言はリアル。予言はエンターテインメント。つまり、ニンゲンは未来の明るさに期待し、それでいて知らない将来を畏れ、敬うのですね。2000年に出版された社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリー・アンダーソン氏の著書『THE CULTURAL CREATIVES』から早6年。ロハスのバイブルともいえる同書が暗示したとおり、いや、それ以上の勢いで、僕たちの暮らす日本にも、LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability=健康と環境に配慮した生活)という言葉は、日本語でロハスと表記され、浸透し、定着しました。これは見事な予言だったと思います。ロハスのダイナミズムは健康的な生活、そして豊かな環境を保つ地球のために、さらに加速度を増してきそう。そこで、新年最初の特集は「ロハスの大予言」。といっても、あまり先の話ではピンとこないでしょ?だから、今年一年の大展望。いったい、どんなロハスムーブメントがやってくるのでしょう。ヨガにマクロビ?フムフム、これは昨年までのロハス。2006年は、違います。どうやらずいぶん深化していきそう。あなたの街に蒔かれた新しいロハスムーブメントの種たちが、ぎゅうぎゅうと水を吸い上げ、新春の訪れとともにしっかりと芽吹きはじめています。では、その美しい開花時期を見逃さないよう、ご注意を!