食後の「水菓子」として扱われる果物は、メロンを切って出す程度のものが多く、大抵は簡単な物が多いです。
「嵐山吉兆」では、果物も料理の一品として、吟味されて出てきます。
味だけでなく色彩等のバリエーションや器も楽しんでもらおうと、珍しいトロピカルフルーツが添えられる事もあります。
いずれも食べやすいように包丁が入っていますが、手を使ってもかまいません。
フレンチ、イタリアン、チャイニーズの技術より学び 手の込んだことやいろいろなアイデアの物もありますが、果物の本当に美味しい産地のその時の物に勝る物は無く 下世話な話ですが 他の食材もそうですが、そのまま食べて本当に美味しい物は お値段もびっくりするくらい
するのです。
見た目の変っただけの料理は、アイデアを練る作業には大変な 努力が必要だとは思いますが、一歩間違えると誤魔化しのテクニックの様にも映ります。
私共では、お客さまの嗜好に合わせて対応していきたいと思っております。
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