情緒を豊かに感じていただけるよう、
そしてそれが皆様の明日への活力になります様
精進しております。 少しでも伝われば本望です。
新しい年を迎える慶びにあふれた時を お茶室で過ごす事もあり!
茶の湯の世界では、フタトキ(4時間)の間
共に過ごすお茶事という形式があります。
形式化された物の中に、関係を育む要が存在している様に思っております。
その中に、食事を給仕したり、されたり、共に過ごしたりする時があるのです。
昼食36,750円コースの紹介をさせて頂きます。※一例です。
又、焼松茸は50,000円のコースからになります。
※献立内容は当日の仕入れ状況等により変更することがございますが、
ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
八寸
はじめに、秋草や色づいた柿の葉などをあしらい
秋の情緒を感じて頂く八寸が銘々に出ます。
内容は、日によって変わりますが、だいたい活け海老を軽く霜しもろみ味噌でアクセントを付けた物、紀州産の新 唐墨、秋田のトンプリ、瀬戸内の鮑、等7〜8種類のプチ・キュージーヌを一つ一つ工夫して彩りよくデコレートしております。
煮物椀
今(10/14)でしたら名残の脂ののった鱧と
丹波地域のゴロンとした松茸を挽きたての鰹出汁 とご一緒に!!
出汁の原料は、美味しい水、私どもの為に選ばれた昆布&塩、
私どもの為に作られている鰹節&醤油です。
出汁は、それぞれのその時々の素材を把握し
それにあったタイミング、火加減が重要です。
集中を要する仕事です。
お造り
お造りは、瀬戸内の鯛 と焼霜した伊勢海老、
北海道で水揚げされた鮪です。
湯葉蒸しには揚げたての活車エビと零余子(ムカゴ) を交互に
生姜あんにてあつあつを召し上がっていただけます。
焼き物
脂ののった甘鯛を松茸とはさみ薫りを葛の葉にて閉じこめ
焼き上げております「葛の焼き」 です。
器として、ほうらくに炭を仕込んだ物をご用意することによって、
はじめから食べ終わるまであつあつで
召し上がっていただけるよう心がけています。
炊合わせ
飛竜頭、菊菜、焼穴子などをそれぞれに焚き
あつあつで召し上がって頂くようタイミングを合わせ仕上げます。
御飯
松茸御飯の前盛りに地鶏の塩焼をあしらっております。
地鶏は、少し堅いですが深い味わいを持っています
御飯は、アルデンテに仕上げ蒸らしません。
その代わり水の割合は多めに成ります。
そのように仕上げると大変美味しく感じるのですが
その美味しいタイミングが大変短くお客さまの召し上がる
スピードに合わせる事は大変微妙で集中力、
コミュニケイション能力が必要とされます。
一度味わってみてください。
おつけ物も当然私どもで吟味し漬けた物をお出ししています。
果物&デザート
お菓子は、時間を合わせ和三盆と吉野葛で手前どもにて
練り上げ中に焼き栗を鋳込み仕上げた「丹波」を お出ししています。
ご予約の際に好き嫌いの嗜好、目的をお聞きできれば
お好きな物にアレンジさせて頂きます。
ワインにあわせてのアレンジも面白いですよね!
ご紹介しましたのは、ほんの一例です。
ご質問が御座いましたら「お問い合わせ」にて!!
ご要望もお伺い致しますが、食材についてはその日に入った、
旬の最高の材料をお選びしており、
それを元にベストな献立をご用意させて頂いております旨、御了承下さい。