またまたお気に入りの茶道具を紹介いたします。

今回は茶杓です。
銘は「山雲海月（さんうんかいげつ）」
禅語の「話尽山雲海月情」に由来していると思いますが、
この銘を文字通り「山に雲、海に月」ととらえて、
私は洞爺の情景と重ね合わせています。

ポロモイ山の山頂に位置するザ・ウィンザーホテル洞爺、
北には日本百名山の一つ羊蹄山にかかる雲を、
南には太平洋内浦湾の水面に映る月を望むことができます。
運が良ければその両方を見ることができるかも…。

右の写真は、9月8日（火）に室蘭からご参加下さいました先生と社中の皆さまです。
前回7月17日の祇園祭茶会にもご参加下さいました。
いつもご贔屓下さりありがとうございます。

只今開催中の重陽茶会、皆さまからご好評を頂いております。

今回は嵐山本店にて大切に保管してある茶道具の一部を
特別に借用しご用意いたしました。
中でも茶器は、一見の価値ありです！
菊を模った中次、根来塗の深い味わいをお楽しみ下さい。

写真は、9月6日（日）に洞爺湖町の隣町の伊達市から来て下さった
石見先生と社中の皆さまです。
前回の祇園祭茶会に続き、今回の重陽茶会にもご参加されました。
皆さま明るく立振る舞いも上品で、
まだまだ未熟な点前の私にも気軽に接して下さいました。

決して十分なおもてなしとは言えませんが、
今後もお茶会に足を運んでいただけると幸いです。

9月5日（土）から13日（日）まであらし山吉兆にて
重陽茶会を開催しております。

7月の祇園祭茶会ではお客様からの反響も大きく、
次回の茶会の要望がございましたので
この度は重陽の節句に因んだ茶会を開催する運びとなりました。
「お茶と一緒に点心もいただけたら…。」とのお声も頂きましたので、
今回は特別に松花堂弁当付きの茶席もご用意しております。

旧暦では菊が咲く季節であることから、重陽の節句は菊の節句とも呼ばれております。
あらし山吉兆の玄関では着せ綿の菊たちが皆さまをお迎えしております。
他にも随所に菊の趣向を取り入れておりますので、
皆さまぜひ足をお運びください！

（洞爺湖店／笠井）

ワイン色に染まる夕暮れの中
“徳岡邦夫を囲む洞爺の夕べ〜北海道産ワイン編”を実施致しました。

内浦湾に沈む夕陽を眺めながら
十勝ワイン　ブルーム（スパークリングワイン）で乾杯☆
フランスシャンパーニュ地方のように
寒さが厳しい池田町で育てられた
ザランジェ種のスパークリングワイン。
本場と同じ瓶内二次発酵で丁寧に作られています。
繊細な泡が、北海道の粉雪を彷彿させます。

続いて北海道産白ワイン、赤ワイン、デザートワイン・・・、
このイベントに用意された特別献立と一緒に
御堪能頂き、大成功に終わりました。
有難うございます。

次回のイベントは来月末に予定しております。
その頃には、初雪情報もお伝えできることと存じます。
またご報告させて頂きます。
（洞爺湖店／長倉）