嵐山吉兆と言えば、二つの意味がある。一つはまさしく有名であること、そしてその有名さは決して虚名ではない。もう一つの意味は、私が京都吉兆に行こうと決意した最たる理由である。どうして東京や大阪の吉兆に行かないのか、と言われたら、京都の吉兆は文化遺産の天竜寺‧渡月橋の近くに位置することで、生き生きとした伝統的な京都文化がとけ込んでいるのである。 飛行機から降り、私は電車に乗って嵐山へ。文化の京都、山水の京都、春桜の京都を感じるため、私はわざと嵯峨野からトロッコに乗り亀岡に。その後、亀岡の川に沿って、渡月橋辺りに夕焼けを見た。私は直接吉兆に行くのではなく、物語を辿るような旅をした。嵐山の自然を浴びながら、もう一つの物語が私を待っていた。ようやく吉兆に着いたとき、私はその独特な雰囲気に驚き、またワクワクしながら周りを見渡し、外にある手の込んだ日本式の美しい庭に見とれた。同行した子供が飛び上がって喜んでいたため、スタッフが静かにして下さいと注意を促していた。京都 嵐山吉兆の建物は百年以上の歴史を持つため、その古さに驚嘆していたら、自然と自分の普段の居住いなどをいつのまにか変えていた。
雑誌名:La Vie 4月号/2010 第72期 / 刊行元:麥浩斯 / 語文:繁體中文