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特集日本文化創造プロジェクト嵐山本店 座敷「待幸亭」大改修
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総料理長 徳岡邦夫 コラムCOLUMN from executive chef Tokuoka Kunio

2006.04.08

お墓参りの習慣

4/7は、湯木貞一の命日でした。

ここ数年参加できていませんが、湯木貞一が健在な頃から親族が集まり、恒例のお墓まいりに行ってました。

湯木貞一の子供、孫、ひ孫が集まり、先祖の墓、湯木家の墓、湯木家とゆかりの墓などを、たわしでゴシゴシ磨き上げ、草抜きし、お花、お線香、はすの葉にお菓子、お酒をお供えし、お経を読み上げます。
私たち孫の思い出として、物心のつく小学校ぐらいから続いている行事です。
その後、皆で、ロイヤル吉兆さんで食事でした。

貞一翁没後の習慣では、食事の際には、湯木貞一がしていたように、フルコース食べてから、すき焼きをして湯木貞一を偲んで食べます。

お墓参りと言う習慣は、親族が集まることに意味があるように思います。直接会ってお話しするという事は、たくさんの情報を交信できます。そこで、勇気をもらったり、信用を再確認できたりするのだと思います。

地域活動にもこういう習慣がありましたが、だんだんなくなっているのは寂しい事です。