エル・チャフランについて エル・チャフランは、1982年に初めてマドリッドにオープンしたが、その後大規模な改装を経て、1999年の12月にリニューアルオープンを果たす。レストランの改装は、Almudena RibotとTeodoro Nunezの大いなる協力があってこそ実現したものであり、レストランのロゴは、Alberto Corazonによるものである。 こうして生まれ変わったエル・チャフランは、ミシュランの1つ星、スペインのカンプサ・ガイド(カンプサ社発行)でも2つ星の評価を得るなど、当時市内で最も良いレストランの一つとなり、それ以外にも数多くの賞を受賞するに至った。
エル・チャフランの料理長、パブロ氏スペインの伝統料理に基づきながらも、大胆不敵で、且つ、創造性溢れる料理を産み出しているのが、このレストランの料理長である、ファン・パブロ・フェリペ氏。彼のイマジネーションによって生み出された料理たちは、正に奇跡と言っても過言ではなく、そして、ため息が出るほど美しい。クラシカルでありながら、アバンギャルド。その秘訣は、高級な食材を多用せず、季節の素材を卓越した技術により個性あるメニューに仕上げること。このレストランで堪能できるクラシックな料理は、フンギリのリゾット、鳩のミートボール、アルマドラバで捕獲したツナの角切りなどが盛られたチーズボードで、2003年のGuia Ya.com/Gourmetourで受賞した一品。 更に、アルバのトリュフは毎年恒例の一品。パブロ氏は、キノコを料理に取り入れた初めてのシェフであり、この芳香を上手く利用した新しい創造は多くの人から注目されるところとなり、過去10年間に渡り、我々を大いに楽しませてくれた。 |