2022.04.29 社会貢献活動
京都吉兆では、時代と共に変化する環境や世の中の価値観に対し、日本料理屋として、持続可能な食のあり方を模索する取り組みを行っています。 具体的には、地方自治体や企業との関係を構築しながら、多くの人々に求められる新しい商品の開発や監修を積極的に取り組んでいます。
2021年からは、長崎県平戸市の地魚を使用した商品開発等への協力を実施。
長崎県平戸市には、好漁場が多い長崎県の中でも、特に良質な漁場 平戸近海を有する恵まれた環境があります。 寒流と暖流がぶつかり合う海域で獲れた魚は、脂が乗り、身が締まり、うま味が強いのが特長です。
西海の恵みに溢れた 「平戸瀬戸市場」 選りすぐりの地魚を、京都吉兆が監修し、コラボレーション商品としてこのたび 『平戸地魚味噌漬』 が誕生いたしました。 新鮮な魚3種を、嵐山本店仕込みの少し甘めの味噌床に漬け、より一層うま味が増すよう仕上げた逸品が、ご家庭で手軽にお楽しみいただける商品です。
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◆ 『平戸地魚味噌漬』
本商品は、「平戸市ふるさと納税」の返礼品としてお求めいただけます。 詳しくは、こちらをご覧ください。
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◆ 平戸瀬戸市場
青空に映える赤い平戸大橋のたもとに位置する、新鮮な農水産物・加工品と出会える直売所。 「平戸産」であることにこだわりぬいた農水産物や郷土のお菓子・地酒が豊富に取り揃えられています。詳しくは、こちらをご覧ください。
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また先日4月26日には、このたびの事業協力のご縁から、長崎県平戸市の黒田成彦市長と総料理長 徳岡が、農林水産省の金子大臣を表敬訪問いたしました。
2014年より平戸市より良質な魚を仕入れている京都吉兆として、市長と共に、このたび完成した『平戸地魚味噌漬』の報告や、今後、より多くの方々にもお届けできるよう、国としての支援を要望。 金子大臣は、長崎出身で長崎県知事を務められたご経歴もあり、平戸の食の豊かさはよくご存知のうえで、「一次生産者にしっかり利益が得られる様にしないといけない。付加価値を高めて欲しい。」とお話くださいました。
※ 写真撮影の為、マスクを外しております。
京都吉兆では、平戸市をはじめとする各地域の良質な食材に付加価値をつけることで、新たな可能性を生み出し、より多くの方々に求められる取り組み、商品開発への協力にも、引き続き、尽力して参ります。
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京都吉兆 文化広報課