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2025.02.26 ご案内

湯木美術館 令和7年早春展のご案内

現在、湯木美術館では、1987年湯木吉兆庵で開催された”光琳茶会”を再現展示しており、名品と湯木貞一翁の取り合せの美学が公開されています。

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令和7年早春展
「春の茶道具取合せ」

湯木美術館 湯木美術館 湯木美術館

※ 画像の著作権は、公益財団法人湯木美術館にあり、無断転用を禁じます。

会 期 … 2025年1月8日(水) ~ 3月23日(日)  毎週月曜日休館
【前期展示】  1月 8日(水) ~ 2月26日(日)
【後期展示】  2月19日(水) ~ 3月23日(日)

開 館 … 10:00 ~ 16:30 [入館 16:00まで]
入館料 … 一般 700円 / 大学生 400円 / 高校生 300円
アクセス… 公益財団法人 湯木美術館
電 話 … 06-6203-0188
湯木美術館HP 早春展についてはこちら

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黒釉の景色が山形に見える事から名付けられた「中興名物 唐物肩衝茶入 銘 富士山」の茶入れは、内箱蓋表に小堀遠州が、外箱蓋表に松平不昧が墨書しているほか、挽家の胴に江月宗玩の彫銘がある歴史の積み重ねを感じさせる名品です。
茶碗は「藤井御所丸茶碗 銘 由貴」が合せられ、菓子器には光琳の弟 尾形深省が主宰した乾山窯の「色絵水仙の絵透鉢」が揃えられています。

また、館蔵の茶道具も展示されます。
松平不昧が和歌から銘を付けた「御本茶碗 歌銘 時しらぬ」や、花びらやノコギリの歯の様な大胆な意匠が施された「重要文化財 織部四方手鉢」、10客揃いの「銹絵染付筒向付 乾山窯」など、懐石道具を含め、茶会の取合せ約50点が展示されています。

茶会のテーマや季節に合わせ、亭主が客の事を思いめぐらし、道具の組み合わせに趣向を凝らすのが取合せです。
茶道具の取合せから伝わる、湯木貞一翁の“あつい情熱”を感じ取る事が出来るかと思います。
名品を揃えた貴重な展示会です。お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びください。

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― 湯木美術館について ―
初代館長であった湯木貞一は日本料理店「吉兆」の創業者でもありました。
湯木は料理と茶の湯を人生の両輪とし、料理と共に茶の湯の研鑚も重ねて、茶事・茶会を催すかたわらで
茶の湯の道具の収集にも心を傾けました。
湯木美術館はその湯木の茶の湯のコレクションを収蔵し、展示しています。
詳しくはこちら

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京都吉兆 文化広報課

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