2026.04.28 ご案内
湯木美術館の春季展は、琳派の作家、乾山の“うつわ”と、絵画を集めた華やかな展覧会。
名品ばかり40点が公開されています。
———————————————
令和8年春季展
「琳派のうつわ‐インスパイア of 乾山!」

※ 画像の著作権は、公益財団法人湯木美術館にあり、無断転用を禁じます。
会 期 … 2026年4月1日(水)〜 7月12日(日)※ 毎週月曜日休館(5月4日(月祝)は会館)・5月19日(火)休館
【前期展示】 4月1日(水)〜 5月17日(日)
【後期展示】 5月20日(水)〜 7月12日(日)
開 館 … 10:00 ~ 16:30 [入館 16:00まで]
入館料 … 一般 700円 / 大学生 400円 / 高校生 300円
アクセス… 公益財団法人 湯木美術館
電 話 … 06-6203-0188
湯木美術館HP 春季展についてはこちら
———————————————
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(江戸時代初期)。
尾形光琳の「燕子花図屏風」「紅白梅図屏風」(江戸時代中期)。
酒井抱一の「夏秋草図屏風」(江戸時代後期)などで有名な、日本美術の流派が、「琳派」です。
琳派は、金銀箔の背景、大胆なデフォルメ、鮮やかな色彩を用いたデザイン、
華やかで装飾的な画風で、江戸時代を通して人気となりました。
現在、湯木美術館では、「琳派のうつわ‐インスパイア of 乾山(けんざん)!」と題し、美術館が所蔵する琳派の作品を公開しています。
絵画作品が有名な琳派ですが、「うつわ」の装飾にも大きな影響を与えました。
特に光琳の弟、乾山は、野々村仁清から陶技を学び、兄・光琳の洒脱な絵付けを取り入れる事で、
絵画と陶芸が融合した新しいスタイルの乾山焼を、書画一体の文人的な趣向として確立しました。
また、和歌の情緒や、花鳥、物語性のある文様を器に描き、時には器の表と裏に文字と絵を組み合わせるなど、
書画や詩の世界を、文芸的で装飾的なデザインとして表現しています。
更に、渋い「銹絵(さびえ)」や、鮮やかな色絵など、
当時の茶人や文人達に愛される高い芸術性を持った作品は、現代でも茶の湯の席で重用されています。
今回の展覧会では、「銹絵染付春草文蓋茶碗(10客の内)」など、乾山の器を中心に、
陶磁器の絵付けに革新的な変化をもたらした仁清の「色絵扇流文茶碗」、
江戸時代中・後期、天才陶工とも言われた、仁阿弥道八の「色絵桜透かし鉢」などを展示。
俵屋宗達や酒井抱一の絵画と共に、40点余りが展示されます。
現代の日本の芸術にも大きく影響を与えているとも言われる「琳派」の作品を、
茶の湯の視点で集めたちょっとめずらしい展示会です。
見応えのある作品ばかりですので、ぜひご来館ください。
……………………………
― 湯木美術館について ―
初代館長であった湯木貞一は日本料理店「吉兆」の創業者でもありました。
湯木は料理と茶の湯を人生の両輪とし、料理と共に茶の湯の研鑚も重ねて、茶事・茶会を催すかたわらで
茶の湯の道具の収集にも心を傾けました。
湯木美術館はその湯木の茶の湯のコレクションを収蔵し、展示しています。
詳しくはこちら
……………………………
京都吉兆 文化広報課