2021.11.20 社会貢献活動
京都吉兆では、2021年11月10日(水)、京都 京北町にある「北川農園」にて、立命館大学 食マネジメント学部 のみなさんと共に、無農薬野菜の体験ワークショップを行いました。
「北川農園」は、京北町の豊かな自然の中で無農薬野菜を栽培。収穫された良質な季節野菜は、京都吉兆の懐石料理や、料亭直送料理に使用しています。
今回のワークショップは、立命館大学 食マネジメント学部 石田ゼミの課外活動の一貫として実施。
“世界をおいしく、おもしろく。” をコンセプトとした同学部で、日々幅広い観点から “食” を総合的に学ばれている 17名の学生さんが参加され、生産者・北川徳治氏にご指導をいただきながら、野菜の収穫や、採れたて野菜と市場で購入した野菜の食べ比べを体験。さらに、総料理長 徳岡や嵐山本店の調理場スタッフと共に生産者の実情を学び、課題解決についても共に考えました。
コロナ禍の約1年半、長い自粛生活が続き、思うような学生生活が送れず「このままずっとこの状態が続くのでは… 」と不安に思うこともあったという学生の皆さん。
ゼミ仲間と久しぶりに課外授業を楽しみながらも、熱心に耳を傾け、意欲的に質問や体験に取り組まれていました。
京都吉兆のスタッフにとりましても、料理を美味しそうにほうばる皆さんの姿が大変嬉しく、また様々に発見のあるイベントとなりました。
イベントの最後には、総料理長 徳岡より「幸せになる事を諦めないで欲しい。」「生産者や料理人と交流した経験を次に繋げ、結果を出すまで諦めないで欲しい!」とのメッセージがあり、学生の皆さんにも、その熱い想いが伝わった様子でした。
京都吉兆では、今後も石田ゼミの授業にオンラインで参加しながら学生の皆さんとのコミュニケーションを重ね、生産者を軸とした “地域活性化プロジェクト” や “6次産品の開発や仕組み作り” など、新しい価値を創造する企画に取り組んで参りたいと考えております。
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京都吉兆 文化広報課