京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」トップページへ
京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」の簡単ご予約 京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」オンラインショップ
懐石料理の料亭「京都吉兆」へのお問い合わせ
京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」トップページ 店舗紹介-嵐山店,花吉兆,京都リ−ガロイヤルホテル店,ホテルグランヴィア京都店,松花堂店- 料亭「京都吉兆」の今月の京料理・懐石料理 懐石料理におけるおもてなしと、茶時,魯山人,楽焼,バカラ等、器の文化 京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」イベント 京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」メディア紹介 京都嵐山の懐石料理の料亭「吉兆」徳岡邦夫のコラム
京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」メディア紹介 新聞・雑誌等
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
1999年
京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」メディア紹介 TV・ラジオ・他
TV・ラジオ・他
動画をご覧いただくためには
※動画をご覧いただくためには
Microsoft Media Player
が必要になります。
1 [ 前のページ | 次のページ ]


落語と寿司とワインがテーマ
男子着物で感じる「夏の江戸」

「男子着物を羽織る会」結成から2度目の夏を迎えて、今回はいっそう仕掛けに凝った宴となった。東京タワーを望む都心の高級レジデンスを舞台に、着物ならではの夏の遊びをリポートする。

写真左上) 集合は東京タワーを望むオランダヒルズ森タワー屋上、暮れゆく東京を眺めながら、まずはシャンパーニュで乾杯。
写真中央) 会場となったのは虎ノ門、オランダヒルズ森タワーRoPの一室。総勢12名の着物姿と寿司職人、50インチプラズマモニターとワインといった洒落と文化が交ざり合うひとときを楽しむのがダンキモのスタイル。松竹社長の追本淳一氏、落語家の林家正蔵師匠、俳優の谷原章介氏ほか、今回初めてとなるメンバーも参加して、着物を通した交流は不思議と一体感が得られる。ワインと寿司で気分も高揚し時間の経過とともにいっそう盛り上がった。
写真左下) 先代の八代目林家正蔵師匠の落語を大型プラズマモニターでDVD上演。江戸文化の一端に触れた。

流行の落語と名店の寿司 着物だからこそ贅は極まる
夏の強い日差しが陰り西の空が赤みを帯びた頃、次々と着物を纏った男たちが東京タワーの近くに集まってきた。今宵の「ダンキモ」、オランダヒルズ森タワー屋上にて暮れゆく東京を眼下に眺めながらシャンパーニュとカナッペで過ごす洒落た計らいから始まった。会長・小山薫堂氏お気に入りのシャンパーニュ、ジャックセロスのコルクが小気味よく抜かれ、東京タワーのライトが灯り始める。「今日はこれだけですよ・・・・というのは冗談。階下に席を用意しました」と薫堂氏。案内されるままに部屋に入るとそこには2列の座りの席と寿司ネタの用意があり、招かれるがまま席に着くメンバーたち。と、そこに現れたのが銀座寿司幸の主人、杉山氏である。銀座で主人の前の席を取るだけでも至難の業なのにその主人を呼び寄せるとは、今夜の凝り様がうかがえる。宴は杉山氏の寿司とワインを堪能、終盤には山葵の代わりに和芥子とレモンで食すカスピ海のキャビアの握りが登場しメンバーを唸らせた。ほどなくして目の前の50インチのプラズマモニターから上演されたのは八代目林家正蔵師匠の落語、メンバーとして初参加の九代目正蔵師匠の先代の姿であった。観賞しながら師匠から寄席での粋な過ごし方、仕方噺についてなど落語入門があり江戸前寿司の余韻とともに江戸情緒を楽しむ会となった。今回参加のメンバーには釜師の第十六代大西清右衛門氏や嵐山吉兆の徳岡邦夫氏など京都伝統の継承者も多く江戸と京都、東西の文化交流の場ともなった。都心の最先端レジデンスにて江戸の粋に触れた今回のダンキモ、また次回の展望(野望?)も話題に上りサプライズ好きの面々の動向は常に興味深い。

毎回、食べることにも妥協のないダンキモ。今回の特別ゲストは「銀座寿司幸本店」主人・杉山衛氏だ。「寿司は本来正座をして握ったものです。座りダコのない職人は一人前でないという時代もあったそうです」と寿司文化を披露。「まぐろのはがし」から「キャビア握り」に至るまで味にうるさいダンキモ衆の舌を終始魅了した。 銀座寿司幸の杉山氏登場のサプライズ

 

ワイン好きのあいだでも有名な杉山氏の寿司。まぐろのづけにはヴォーヌ・ロマネ'01エマニュエル・ルジェが隠し味に入っているなど各種ワインとの相性が計算された仕立てとなっている。

 

夏の着物を着こなすには


写真左) この時期、お勧めは麻のちぢみ。仰々しくなく、ラフに着こなしてほしい。紗の帯とさくら材の下駄で涼しく演出。仕立て代込みでも一式20万円ほど揃う(写真はすべて龍言)。

写真右) メンバーから九代目襲名記念として林家正蔵師匠に若草色の角帯(服部織物謹製)が贈られた。

 

2度目の参加メンバー、書道家・武田双雲氏による筆跡鑑定が即興で行われた。字に表われてしまう心理状態に、正蔵師匠をはじめ一同笑いと驚きが絶えない。ダンキモのHPはwww.dankimo.com
1 [ 前のページ | 次のページ ]
Copyright © 2006 kyoto kitcho. All Rights Reserved.
京都スローフード協会 食コミュニティー 湯木美術館 コンプライアンス委員会 エチエ農産
個人情報保護 会社概要 リクルート English