
緑をバックに乾杯、クーッ、効くぅ!なんてやっておりますが、そこはニッポンを代表する料亭の若主人。火元は紀州備長炭に選び抜いた食材の数々、そして、そして、ところは自前のお山でございます。元々は松茸を採るために
<吉兆>
で購入した清滝の山は、移築した松下幸之助翁由来の茶室で会を催すなど、おもてなしのための場所。しかし、この山を利用することも最近は少ない。近年、休日のイベントとして料亭を利用するゲストが増えているため、徳岡さんが休みをとれることはごく稀。 暇を見つけてするバーベキューが息抜きなのだという。メンバーは友人家族や、店のスタッフたち。舞妓さんが日本髪に水着で参加することもあると聞けば、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎか!?「日の高いうちは川で泳いだり、釣りをしたりとワイワイしているんですが、陽が落ちるあたりからちょっと雰囲気が変わって”語り”モードになるんです。普段は話さないようなことをボソッと告白する人がいたりして、深刻になるときもある。蝋燭を点けるんですが、その灯に心が照らし出されるのでしょうか。」大切な人たちとの絆はBBQのたびに深まっていく。
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