嫌み、えぐみのない、手作りならではの色とピュアな味。
自分で作ることで分かる味。
「『有機無農薬』と書いてあるからといって、それをそのまま鵜呑みにしないでください」と話すのは『京都吉兆嵐山本店』主人の徳岡邦夫さん。ラベルや情報に惑わされず、疑問を持ち、その成り立ちや出所を確かめてみることが大切、と。「野菜などもそうですが、最近特に気になるのは珍味の類なんです。ケミカルな味がするもに驚く値段が付いている。これ(写真)は、自家製でこしらえました。作り方もお教えしますよ」。自分で作ってみると純粋な味も分かる。