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五月晴れという言葉とは裏腹に、京都の五月は意外に雨が多いものです。葵祭も時折、雨に降られます。雨といっても、そこは五月。通り雨が足早に過ぎると、斎王代が乗る腰輿も、雨に清められたせいか、ひときわ瑞々しく、輝きを増します。最近はあまり機会がありませんが、幼い頃は、よくお祭りの見物に行ったものです。ゆっくりと進む牛車。私の記憶のなかでは、その牛車は藤棚の下を歩んでいます。どこまでもゆっくりと、どこまでも煌びやかに・・・。五月の雨は、緑に命を吹き込みます。店の前に連なる嵐山の緑も、一雨ごとにエネルギーを蓄えていきます。エネルギーを蓄えるのは、山の緑だけではありません。野菜も、その小さな体に精一杯のエネルギーを溜め、それはやがて滋味へと変わります。そんな滋味を味わっていただこうと、一寸豆、キャベツ、スナップエンドウを白い清楚なプレートに盛りました。添えた揚げにんにく芽がアクセントです。日本料理ににんにく、と驚く方もいるかもしれません。でも、牛車におわす姫は、伝統をわきまえながらも、幅広い視野を持った、清楚にしてエネルギッシュな現代の日本女性です。そんな姫にあやかった五月の一皿です。

株式会社大倉陶園
横浜市戸塚区秋葉町20
TEL:045-811-2185
京都嵐山吉兆
京都市右京区嵯峨天龍寺芒の馬場町58
TEL:075-881-1101
 
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