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七月の京都は祇園祭。でも、山鉾が立ち並ぶ中京から遠く離れた嵐山までは、お祭りの賑わいは届きません。子供のころは、祇園祭や中京そのものを自分たちよりも上に位置するような、半ば憧れにも似た気分で、見ていた気がします。そんな嵐山に育った私の子供の頃の遊び場は、店の裏に広がる山。地名で言うならば嵯峨野や小倉山あたりでしょうか。遊び場までの小径の両脇は深い竹林です。薄暗くなった帰り道、一人で自転車に乗っているとなんだか気味が悪く、慌ててペダルを漕いだものです。そして何よりも、真っ直ぐに伸びる青竹の清冽さ。その青々とした美しさは子ども心にも鮮やかな記憶となって残っています。そんな思い出を懐かしみながら、青竹を器に巡らせてみました。

お料理は鱧と鮑です。祖父の湯木貞一は鱧のお椀が大好物でしたが、ここでは軽く焙った焼き霜にしてあります。ものが焦げた味には、独特のおいしさがあります。鮑は上身の部分だけを、鮑でとったスープでさっと湯がいてあります。こうすることによって味が凝縮されます。座敷には祇園祭の屏風をしつらえました。遠く離れた嵐山にも、コンコンチキチンの祇園囃子が響くことを願って。
株式会社大倉陶園
横浜市戸塚区秋葉町20
TEL:045-811-2185
京都嵐山吉兆
京都市右京区嵯峨天龍寺芒の馬場町58
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