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和食の最高峰吉兆で、京都の未来を語る。

アンティークバカラの徳利から、"山崎12年"の水割りが注がれる。呼びかけの人の徳岡総料理長の挨拶の後、乾杯。「コクがあるのに、飲みやすい。いくらでも飲んでしまいそうだ」。そんな山田知事の一言に場が一気に和み、会がスタート。

"山崎"と合うようにと考えられた徳岡氏渾身のお料理が絶妙なタイミングで運ばれてくる。一同それに舌鼓を打っていると、福山議員が静かに思いを話す。「京都は付加価値として伝統・文化などさまざまなものをもっている。それは将来へのかけがえのない財産。残していかなければならない」。大学コンソーシアムの乾氏も「とぎれたら復活できない。需要に甘えず工夫することも必要」。乾氏の実家は、代々和傘卸売業を営んでいる。その復興に力を注いでいるだけに、その思いはひとしおなのだという。それらを受け、技術の継承の一例として山田知事が京都迎賓館に使われている伝統技術の数々などを説明し始めると、皆興味深く耳を傾け「技術やおもてなしの価値は入札では決められない」「経済の法則とは別物」など、京都の持つ技術力やその価値観について、様々に議論が交わされた。

その後、徳岡総料理長が自ら焼き上げた鮎の炭火焼の香ばしさを堪能しつつ談笑。後継者問題から都市開発、サミット誘致など、グローバルな内容にまで話が及ぶと、場はより一層盛り上がりを見せた。

また、今回福山議員と共に着物で参加した土田氏の着こなしも話題に。千家に携わる家柄、茶会の席も多く「着物を着てると背筋が伸びて。軽い緊張感も心地よい」と氏。松栄堂の畑社長も「身のこなしが、合理的ですべて理にかなっています」と、着物が好きな理由をそう語る。「今男の着物が流行っている」と門川教育長の話をうけた上で、「だからこそ、きっとルールを守ってほしいですね」と聖護院八ツ橋総本店の鈴鹿社長は話した。御所人形司の伊東氏も、それには同感。「ただ、着るだけじゃなく自分で勉強する努力も必要ですよね」。祇園祭などのハレの場や日常に、着物を着る機会が多い皆様方。「着倒れの京都」と例えもあるように、着物には並々ならぬこだわりがあるよう。「若い人たちが浴衣を着ることも板についてきた。そういう風潮をうまく活かしたい」と福山議員。

一方、京丹後市で地上産業の絹織物を活性化させようと目論む永砂取締役と日本髪の素晴らしさを唱える結髪師の花田氏は、着物の話から発展し、日本文化の美しさについて意気投合している。

「京都文化の復興」に真剣に取り組む皆様にとって、京都へのあふれる思いは尽きることなく、この日遅くまでセッションは続いた。

京都吉兆 嵐山本店
日本最高峰の料理とおもてなしを堪能できる店。総料理長徳岡邦夫氏は世界各地で開催される食のイベントに日本代表として招聘されるなど、世界が注目する気鋭の料理人でもある。「食」を切り口に、歴史文化等を指南。
www.kyoto-kitcho.com/

和食の最高峰吉兆で、京都の未来を語る。

1.徳岡邦夫料理長(中)自ら畑社長(左)にお酌。唯一の20代である永砂取締役(右)は京丹後から駆けつけた。2.大学コンソーシアムの乾氏(左)と結髪師の花田氏(右)。3.着物談義で盛り上がる福山議員(右)、門川教育長(中)。4.シングルモルト「山崎12年」。徳岡氏が水割りやロックなど料理にあういろいろな飲み方を提案。5.山田知事(中央)を囲んで都市論からサミット誘致へと話が膨らむ。伊藤氏(奥)と土田氏(奥手前)、それぞれ伝統職に携わる2人との出会いも貴重な体験だったようだ。6.バカラのお猪口に注がれた「山崎12年」に舌鼓を打つのは鈴鹿社長。7.座敷を望む庭で鮎を焼く徳岡氏。備長炭の香りが五感を刺激するおもてなしに。

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A.大皿に盛られた八寸は目にも楽しく、素材の組み合わせも斬新。「強烈なものをあえてマリアージュさせた」という鮒寿司+ブルーチーズはパンにからしを添えて。牛タンの和風煮込み、ハモの南蛮漬けなど個性の強い料理と「山崎12年」の相性はピッタリ。B.肉厚の鮑の石焼は、肝のソースで。片面だけをキツネ色にこんがり焼いて。
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