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六間目 和道具

徳岡氏愛用の風呂敷や手ぬぐい。懐紙と扇子は手ぬぐいに挟み、まとめて携帯。

風呂敷や懐紙と聞くと、どうも古くさい印象がありますが、わたしはこれほど新しく粋な道具はないと思っています。とはいえ、スーツでのビジネスの会合で風呂敷や懐紙を取り出せば、やはり奇異に映るもの。仕事柄、常に和の道具はそばにありますが、むやみやたらに持ち歩くことはありません。目上の方の前で、したり顔で扇子を取り出したところで恰好なんてつかないでしょう。要は、どんな場所でどう使うか。TPOさえわきまえて使いこなせれば、必ず一目置かれます。いくつか、私の使い方をご紹介しましょう。

まずは風呂敷。たった一枚の布ですが、洒落た柄行きのものをひとつ持っておくと、非常に重宝します。

女性であれば、ひざ掛けにしたりスカーフ代わりに巻いてみたり。きれいに折り畳んでブローチで留めれば、とてもエレガントなセカンドバッグにもなります。男性であれば、不意の荷物を包むのにこれほど役立つものはありません。紙袋にがさごそとまとめるよりも、よっぽどスマートです。よく裁判所に出向く弁護士が風呂敷で書類をまとめている姿を目にしますよね。あれば、書類に合わせてカバンを選ぶよりも、どんなに多くてもまとめられる風呂敷が便利だからだそうです。ああして包むのは一般的な使い方ですが、ちょっとした結び方を覚えれば、カバンのように背負うことだってできます。

以前、京都吉兆の80周年の時に、エルメスと共同開発で風呂敷を作りたくて、パリの本社まで出向いたことがありました。外国人からみると、風呂敷は非常に新鮮に映ったようで、トントン拍子に話が進みました。諸事情があって結局は実現しなかったのですが…。外国に出かけることも外国人と接することも当たり前の今日。海外出張に出かける際、トランクの片隅に放り込んでおけば、便利な上、話も盛り上がるのではないでしょうか。

そして懐紙。茶道具という印象が強いでしょうか、ちり紙代わり、メモ代わりと、こちらも一度使うと手放せません。ちょっと汚れを拭くとき、覚え書きをしたいとき、懐紙を持っていればこれひとつで済んでしまいます。

一度、お客様から懐紙を使ってご祝儀を頂戴したことがあります。その場で、白い懐紙に筆でさらさらと絵をお描きになって、ポチ袋の大きさに畳んでお渡しくださったんです。

日本には"包む"という文化があります。何かをむき出しで渡すということはほとんどありません。贈り物であれば風呂敷に包みますし、お祝いがあればご祝儀袋を袱紗に包んで持参します。また、お金を渡すにしても裸のもままということはまずないでしょう。こうした形でキモチの込められた心づけをいただくと、とてもうれしく励みになりますね。

手ぬぐいもまた便利なもの。先ほどの懐紙を挟んで携帯すれば、手ぬぐいにちり紙、メモ帳を持ったことになり、出先で困ることはまずありません。

こうした和の道具。かしこまって使うと、かえって野暮。今の生活に合わせて、無理をせずさらりと使うと粋ではないでしょうか。

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