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きょうの味 あらゆる人との出会い大切にし、必要とされる存在となる

「大根をさ、これくらいの丸い大きさにして、それをえびしんで包んで」。京都吉兆嵐山本店(右京区)の調理場。総料理長の徳岡邦夫(46)が右手の親指と人さし指で小さな円を作りながら、大声を上げる。「えびしん」は「エビ真蒸」のこと。エビのすり身をだしで伸ばし、ふんわりと柔らかく練ったものだ。

「えびしんに短く切ったそうめんをたくさん刺して油で揚げる。低温で」。「大根は塊?」と谷亮裕(27)が尋ねる。徳岡が答える。「うん。揚がった後にふぅっと割って、大根は抜くんよ。いがぐりがはじけたように見えるやろ?そこに栗の渋煮を入れて。今、栗採ってきた、って感じで」

指示を終えた徳岡に尋ねた。今のも新しい料理?「いや、これは湯木貞一の料理ですよ。30年も前の」

 
カリスマ:日本料理の革命児とも呼ばれた吉兆創業者、故湯木貞一 カリスマ:日本料理の革命児とも呼ばれた吉兆創業者、故湯木貞一

吉兆の創業は1930(昭和5)年。76年の歴史は日本料理店として決して長くない。京都に限っても百年以上の歴史を持つ店が幾つもある。「後発」の吉兆は、創業者湯木貞一(1901〜97)の手でわずか一代で「先達」に方を並べ、時を越える名声を得た。料理、器、設え、そして「吉兆」の名前。それらが持つ「力」の源は、湯木の足跡から見えてくる。

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