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料理を作ったことのない人にも「これだけは作れる」というレシピを京都吉兆嵐山本店の徳岡邦夫総料理長(49)が提案してくれた。長ナスを電子レンジで簡単調理する、その名も「電子ナス」。焼きナスと似た食感で、色もきれい。徳岡さんも店で出す一品だ。
皮をむいたナスに油と塩をまぶしてラップで包み、電子レンジにかけて出来上がり。「ナスの水分を利用して熱を通すため、余分な水分が入らず、味も抜けません」
熱々のまま食べても、ラップごと冷やしても。かつお節としょうゆでいただくほか、土佐酢も合う。薬味はワサビやおろしショウガもお勧め。手で大胆に割いて、そうめんの具にしてもいい。
ナスそのものの味をシンプルに楽しむ料理なので、取れ立てでおいしいものを選ぶのがポイントだ。基準はきれいな形。「まっすぐでぷっくり。色が濃く、つやがあるのがおいしいです」。へたと身の接点部分が白いほど新しいという。
「いろんな店で買ったナスで同時に作ってみると、どれがおいしいか、栽培地は?など興味がわくはず。家族で楽しみながら食べ比べて下さい」
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冷たく冷やし、土佐酢を合わせた電子ナス。お酒のおつまみにも
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