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時には京で贅沢を

「贅沢だな」と感じる瞬間は人それぞれ。
高価なものを手にする時、憧れの店へ足を運ぶ時---。
豊かな心情に満たされるひと時は自分へのご褒美。
日常から少し離れ、「特別」が詰まった至福の時を過ごす。


 

(上)慎みの心が襖を開ける指先にまで映える。
(中)和装で迎え入れる仕草も美しい女将。

(上)庭の整えも出迎え役の仕事だ。吉兆の名が染め抜かれた法被姿が清々しい。
 

 誰もが一度は足を踏み入れてみたいと思う、 憧れの料亭・吉兆。その中でも京都吉兆は風光明媚な嵐山大堰川沿いに立つ。吉兆の初代、湯木貞一氏はフォアグラやキャビアなど西洋料理の食材を伝統的な日本料理に取り入れるなど、現在の日本料理に大きく影響を与えた人物だ。氏は「岩に打ち付ける波の様な熱い思いがなければ伝わらない」という言葉を残している。吉兆といえば、押しも押されぬ名料亭。しかしそれは、料理の世界で常に何かを求め続けてきた革命児の痕跡ではないだろうか。そして今、次代を担う若主人の徳岡邦夫氏も同じ血を受け継ぐ者として「真に必要とされているもの」を、まるで求道者のように探し求めている。その情熱的な姿勢は創業者がおそらくその時代で見せたであろう「情熱」と同じもののように思える。吉兆が名料亭といわれる所以がここにある。
すでに存在するものの価値を誇示するのではなく、否定するのでもない。形や形式にとらわれ、そればかりを保守するのではなく、その心や本質を次世代に伝えていくことこそが、大切なのだろう。料理人としての哲学が垣間見られるひと時を山紫水明の地嵐山で堪能する。

 


(上)東屋から見る竹林の庭。音もなくひっそりと茂る様子にものの哀れを知る。(中)東屋の天井は明治元年に建てられた当初のまま。(左)庭から見る部屋の眺めもまた風流。
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