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(上左)9月の献立から向附の蟹吹寄。器/永楽15代正全。(上右)釘隠しの意匠を見るのも楽しい。(下)9月の献立から八寸。柚釜にはすずこや鮑南蛮、菊葉に鮑酢、銀杏、かますなど。まるで花畑のよう。

■右京区嵯峨天龍寺芒馬場町58
075-881-1101
営業時間:
AM11:30〜PM13:00(入店可)
PM16:30〜PM20:00(入店可)
定休日:水曜日
カード可
(駐)あり
(交)阪急嵐山
昼:3万5000円〜、夜:4万〜
(共に奉仕料込み税金別です。)

 料理とは感動の連続だ。京都吉兆の料理を目の前にすると、そんな言葉が口をついて出るようだ。献立の構成は向附けから始まる伝統的なもの。また器は歴代の永楽や楽、魯山人のものを使う。味はむろん最高だ。ならば何が違う?それはそれは目で楽しませることへの徹底ぶりだ。しかも徳岡氏の人柄のように大胆で豪快。人知れずひっそりと咲く花のようなゆかしさとは違い、堂々と客を楽しませる明るいものだ。
特に八寸とご飯物。八寸はまるで煎茶道の盛り物のような迫力で席を飾り、大きな土鍋で供される季節のご飯も、蓋を開けた瞬間、この時分なら一面を覆うすずこ(すじこ)に思わず声があがる。どの料理も、客の料理の具合をうかがいながら絶妙のタイミングで作られ、出される。もちろん、ご飯も客の料理の進み具合を見て一客ずつ炊き始められるのだ。
ここを訪れた客は、高級料亭を意識して少しの緊張感を帯びた心持ちで訪ね、帰る頃にはまるで天を仰ぐような気分になっている、そんな人が多いのではないだろうか。料理を食した後の晴れ晴れとした晴天のような爽快感。満たされる瞬間---。
吉兆には感動がある。それは五感全てで感じとる総合芸術のようだ。破天荒な中に誠実さを秘めた料亭吉兆。ここにしかない感慨こそ、まさに贅沢である。

 

 

 

(右)お軸は和漢朗詠集詩歌の中から「虫」の節。(下)9月の献立から炊合の賀茂瓜けんちん・鰻。

 

 

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