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◆-徳岡さんが料理の世界に入ったのは、いつ頃でしょう。

徳岡 20歳の頃ですね。それまでサッカー選手になりたいとかミュージシャンになりたいと対抗していたんですが、引き戻されて…。今でも本腰は入っていないのかもしれませんが(笑)。

◆-徳岡さんにとって”料理”とは?

徳岡 料理というのは、その場、その瞬間で相対的に変えていかなければいけない物です。その瞬間を見極め、臨機応変に判断していくのが料理なんです。例えば、80歳のおばあさんと20歳のお孫さんに同じ料理でいいのか?違いますよね。相手の事、食べる人の環境を想像しなければならない。自分だけがおいしいと思っていてもダメなんです。食べる人が「美味しい」と感じないと、何の意味もない。

◆-しかし、日本料理の世界では、自分の持つ技量にこだわりがちです。

徳岡 職人の世界、でしょうね

◆-「吉兆」にそういうところは?

徳岡 あるかもしれません。でも、創業者である祖父の湯木貞一は違いました。それまでにないことばかり、何でもやってました。お茶の世界を通じて、色々なジャンルの人と接する事ができたからでしょう。色々な考え方があるということを知っていったんでしょうね。ある方が持ってきてくれたフォワグラやスモークサーモンを使ったり、牛肉を網焼きにしたり…。

◆-料理を食べるということは、人間にとっては喜びに通じます。

徳岡 食べられた方に、僕らの思いとか、ただ「美味しい」ということだけではなくて、ホッとするというか、温かさをお届けしたい。そういった人と人との触れ合いがないと、人間は生き続けられない。ただ食事を摂って寝ているだけでは生き続ける意欲が起きませんよね。料理を作るというのは、物に対してではなく、その先にいる人に思いを馳せることなんです。もしくは食事をした人が 料理の先にある 料理人、生産者の顔、生産地の風景を 思い起こさすような料理を作ることが大事なのです。ところが、いつしか経済効果、お金が優先順位の第一の時代となり、お金で勝ち組み、負け組みをはっきり分けてしまうような考え方がはびこるようになった。

◆-すべてをビジネス、産業として結び付けようとしてきた結果でしょう。

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