
イタリアン、フレンチまたは中華・・・・・世界の中でも、日本とりわけ東京は、各料理の最上級を堪能できる、屈指のフードコンプレックスとなっています。
この状況はまた、私たち日本人の、食への飽くなき探求心を表してもいます。
そして昨今、巷の食通たちが熱い視線を送っているのが、「ごはん」。
何を今さら当たり前のものを、と侮るなかれ。この国の、味覚の原点を知ってこそ、美食の本質は見えてくるのです。
料亭では、ごはんを炊くのは煮方の仕事。『京都吉兆嵐山本店』では、初代から使い続けている特注の金釜と湯気を吸う杉製の厚く重い蓋で圧力をかけ、1組分ずつ炊き上げる。
●特集内のデータにおいて、営業時間は基本的にはラストオーダーの時間を記載。またAは全席数、Bは飲み物を除くひとりあたりの食事の予算、Cは各種のお酒の価格を表しています。データは取材時のもので、その後は変更の可能性があります。ご了承ください。
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