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農村風町家が続く愛宕石庭を彩る紅枝垂(べにしだれ)。春こそ華やぎの景 龍安寺路 嵯峨鳥居本
 
石庭を彩る紅枝垂(べにしだれ)。春こそ華やぎの景 龍安寺

白砂の上に大小十五の石だけを配した龍安寺の石庭はあまりにも有名な枯山水庭園。しかし、作者も作庭年代も不明で、その作意についても「五智五仏」「虎の子渡し」「十六羅漢遊行」など諸説あります。

当寺を訪れた豊臣秀吉が石庭を廻る油土塀の西北隅にあった糸桜(枝垂桜)の歌を詠んだと言われています。その桜は万丈とともに焼失しましたが、往時の姿に戻すため植樹された枝垂桜が成長し、秀吉のころの風景を取り戻すことができました。

禅味あふれる石庭をのぞき見するような紅枝垂がモノトーンの石庭に春めいた風情を醸(かも)しています。当寺にはまた、水戸光圀公寄進の「吾唯知足(われただたるをしる)」の右の手水鉢があります。

【龍安寺】
京都市右京区龍安寺御陵下町
TEL.075(463)2216
拝観料 500円
拝観時間 午前8時~午後5時
市バス「竜安寺前」下車 京福電車北野線「竜安寺道駅」下車

花は低いが人が好く、御室のお多福桜 仁和寺
   
花は低いが人が好く、御室のお多福桜 仁和寺

宇多天皇が退位後も院政を行った寺としても有名で、「御室」の名は宇多上皇が僧坊としたことから。宇多上皇以後、明治維新まで代々法親王が門跡を継ぐ格式高い寺院で、「御室御所」とも呼ばれ、平安時代以来の国宝や文化財が多く残っています。

仁和寺の桜は「御室の桜」と呼ばれる里桜。ほとんどが「有明」という白桜で、遅咲きの桜であるために、四月中旬から下旬が見ごろ。高さ二メートルほどの低木であることから「お多福桜」と親しみをこめて呼ばれています。

桜園では飲食も許されているので、その年最後の名残の桜を愛でる人々で境内は賑わいます。

【仁和寺】
京都市右京区御室大内
TEL.075(461)1155
拝観料 500円
拝観時間 午前9時~午後4時30分
市バス「御室仁和寺前」下車 京福電車「大室駅」下車

上から薄刃、菖浦(柳刃)、出刃。刃をいつも研いでおくのはもちろんのこと、柄の部分も毎日、丁寧に磨いている。鍋などの柄(取っ手)などは、自分たちで換えることも多いとのことだが、包丁に関しては微妙なバランスがあるので、必ず専門の職人が手がけるという。
堂本印象美術館
(どうもといんしょうびじゅつかん)
近代日本画の大家である堂本印象の美術館。すべてが印象自身の意匠に彩られ、また周囲は豊かな歴史と自然にあふれています。

京都市北区平野上柳町26-3
TEL.075(463)0007
午前9時半~午後5時
入館日 月曜(祝日の場合は翌日)
入館料(一般) 500円
 
陽明文庫
(ようめいぶんこ)
近衛家所属の古文書・美術工芸品などを伝える施設です。一般公開はされておらず、観覧にあたっては、春秋の展示物入れ換え時に申し込みが必要です。

京都市右京区宇多野上ノ谷町1-2
075(461)7550
一般公開 無
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京のさくら紀行 洛西の桜

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