宇多天皇が退位後も院政を行った寺としても有名で、「御室」の名は宇多上皇が僧坊としたことから。宇多上皇以後、明治維新まで代々法親王が門跡を継ぐ格式高い寺院で、「御室御所」とも呼ばれ、平安時代以来の国宝や文化財が多く残っています。
仁和寺の桜は「御室の桜」と呼ばれる里桜。ほとんどが「有明」という白桜で、遅咲きの桜であるために、四月中旬から下旬が見ごろ。高さ二メートルほどの低木であることから「お多福桜」と親しみをこめて呼ばれています。
桜園では飲食も許されているので、その年最後の名残の桜を愛でる人々で境内は賑わいます。
【仁和寺】
京都市右京区御室大内
TEL.075(461)1155
拝観料 500円
拝観時間 午前9時〜午後4時30分
市バス「御室仁和寺前」下車 京福電車「大室駅」下車 |
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堂本印象美術館
(どうもといんしょうびじゅつかん)
近代日本画の大家である堂本印象の美術館。すべてが印象自身の意匠に彩られ、また周囲は豊かな歴史と自然にあふれています。
京都市北区平野上柳町26-3
TEL.075(463)0007
午前9時半〜午後5時
入館日 月曜(祝日の場合は翌日)
入館料(一般) 500円 |
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陽明文庫
(ようめいぶんこ)
近衛家所属の古文書・美術工芸品などを伝える施設です。一般公開はされておらず、観覧にあたっては、春秋の展示物入れ換え時に申し込みが必要です。
京都市右京区宇多野上ノ谷町1-2
075(461)7550
一般公開 無 |
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