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SUMMARIZING THE YEAR 2006 時代が求めていたのは、新しい風を巻き起こす人々でした。

今回、第1回を迎えたGQ MEN OF THE YEAR。初回を飾るに相応しい、各界の一線を走る5人が受賞した。それぞれに個性的で、魅力あふれる彼らには共通点がある。

それは、既存の価値観や、枠組みにとらわれることなく、新しいものの見方や、あり方を示してくれた人たちがということ。そして、彼らが示した新しい価値観や視点は、まさに現代社会が求めているものなのだ。

リリー・フランキー氏は、旧来の枠にとらわれることなく、自身の発想を表現してきた。小説『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』がベストセラーとなり、注目を集めたリリー氏だが、彼は旧来の「小説家」という肩書きにはあてはまらない。写真、音楽、イラスト、デザインなど、ありとあらゆるジャンルに幅を広げてきた。

「表現したいものを、一番合う方法で表現するため」と話すリリー氏だが、旧来の枠組みを壊し、新風を吹き込む事は、簡単ではない。

しかし、そのために彼らは少なからず闘ってきた。東京ヤクルトスワローズの古田敦也監督も、選手会長として、古い習慣に縛られていたプロ野球機構と真正面から闘った。

「改善しなければならないことがあれば、黙っていては仕方がない」

古田氏のその言葉は、プロ野球の世界のみならず、すべての業界に共通することなのだ。そして、闘ってでも、変えていかなくてはならないものがあることを、彼らは知っている。彼らはそれだけ、現実という時代を見抜く目を持っているからにほかならない。

この1年、「時の人」として、たびたび脚光をあびたUSENの宇野康秀社長は、周囲の人々とのコミュニケーションや、日常の中から発想を得て、新たなビジネスへと繋げている。

「GyaOが実現したオンデマンドというのは、それまでもたくさんの人が語っていたし、使い古された発想でした。でもそれだけ多くの人が思いつくということは、社会が必要としているということでしょう。だから、それをいかにして実現するかを考えたんです」

宇野氏は、気負うことのない、さりげない口調でそう語る。

そして、時代を読み取った彼らは、柔軟に変化していくことを厭わない。

安倍晋三新首相も、就任前のアジアへの強硬な発言とは異なり、就任してからは、真っ先に訪中、訪韓を成し遂げた。それは国民が求めていることであり、同時に現在、日本が国際社会において置かれている立場や情勢を的確によみとった結果と言える。そしてそれがアジア外交への新しい友好的な一歩へと繋がった。

『京都吉兆嵐山本店』の総料理長・徳岡邦夫氏もまた、変化を恐れない。

「今という時代をいろいろな角度から見る。その上で、料亭の本質を変えず適応させていく必要がある」

彼は、バブル崩壊後、ターニングポイントを迎えていた料亭の世界にイメージを刷新し、メディアへの積極的なアプローチや、世界に向けての日本料理の文化を紹介するなど、広く文化を発信し、その門戸を開いたのだ。それが、今、あるべき料亭の姿だと感じたからだという。

もちろん、彼らはいずれも、柔軟なだけではない。安倍氏は「国民のため」、古田氏は「ファンのため」、宇野氏は「ユーザーのため」、徳岡氏は「国の食文化のため」、そして、リリー氏もまた「人が見て面白いかどうか」という視点を持ち、形にしていく“実行力”を持っている。

そして、彼らの魅力は、その人柄にも感じることができる。周囲の気負いや硬さを感じさせず、自然に柔らかな印象を与えるのだ。それもまた、かれらが指示されている理由の一つなのだろうと感じさせられた。今後も彼らは、それぞれの業界において中心的な役割担っていくことだろう。

果たして2007年、日本にはどんな風邪が吹くのか? そしてGQ MEN OF THE YEAR2007を受賞するのは誰なのか? ご期待あれ。

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