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京都スローフード協会
レンテッツァ
京都吉兆
 
 
 

京都スローフード会長からのメッセージ

「収穫の秋」そして「食欲の秋」がまさに本番を迎え、「京都」の山々も少しずつ色づき始めました。そして、スローフードの世界でもスローフード協会が主催するサローネ・デル・グストと呼ばれる「食の祭典」が2004年10月末にイタリアのトリノにて開催されました。
今回その世界的な「食の祭典」に、京都スローフード協会レンテッツァ(SLOWFOOD KYOTO LENTEZZA)のオフィシャル・アドバイザーをお願いしています嵐山吉兆 徳岡邦夫氏が”Theater of Taste(味覚の劇場)”、Dinner Dates(ディナー)と呼ばれるイベントに日本料理代表として初めて招聘されました。

世界の第一線で活躍するシェフが腕を競うこのイベントは、サローネの中でも大変人気のあるイベントです。そのような国際的にも大変高い評価を受けている大会に、私達の京都スローフード協会レンテッツァの関係者が日本料理の世界から初めて選ばれ、参加が実現できたことは、京都スローフード協会レンテッツァとしても大変名誉なことと喜びに絶えません。
また同じくトリノで開催されたテッラ・マードレという生産者会議に、京都スローフード協会レンテッツァの会員である長澤源一氏が生産者として参加して下さいました。この生産者会議は、世界中の農業生産者が寝食を共にしながら、お互いの農業にかける思いや夢を語り明かすものです。言葉の壁は存在したでしょうが、本物を求める想いにはきっと国境はなかったことを信じて止みません。

今回の両氏のサローネへの参加が、京都のみならず世界中のスローフード協会がお互いの夢や想いを紡ぎ合わせる掛け橋となることを願いますとともに、今回の国際大会に向けて準備の段階から数々のご協力そしてご理解をいただきました現地の協会の皆様、事務局の皆様、そしてすべての関係者の皆様方、そして私達に多くの夢と勇気を与えて下さった徳岡氏、長澤氏に心より感謝申し上げます。

藤本 明弘
京都スローフード協会・レンテッツァ 会長

 

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